教育 第二章 行政
第一節 行政區劃
一街四庄に區劃せらる、即ち板橋街、中和庄、鶯歌庄、三峽庄、土城庄とす。三峽庄の南奧、文山、大溪兩郡に接續したる地方は元蕃地なりしが概ね三井の事業地にして大正十二年以來蕃族の居住なく、昭和七年三峽庄に編入せられたり。
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第二節 行政機關
郡に庶務課警察課及分室一、派出所二五、街役場一、庄役場四、小學校二、公學校一三、分教場三あり。其の職員郡守以下左の如し。但し學校關係は後述す。
庶務課職員（昭和八年三月末現在以下同樣）
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警察職員
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街庄職員
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第三節 街庄財政
街庄の財政は一街四庄の豫算總計二四二、四五一圓にして板橋街の六八、八四四圓を最多とし、土城庄の三五、二四〇圓を最低とす。稅率は州下街庄を通じて低き方にして、即ち中和庄の戶稅一圓に對し一〇圓七一七を最低とし、土城庄の一一圓九五〇を最高とす。而して諸稅の負擔は昭和六年度一戶當り平均二七圓四九八最高は中和庄の三二圓九四一最低は三峽庄の二一圓五四四なり。又昭和七年度戶稅及戶稅割の分賦率より其順位を見るも、州下四一市街庄中生產千圓に對する負擔割合は土城庄の二九位を最高とし、板橋街の三七位を最低とす。納稅成績亦極めて優良にして、各街庄共、每期完納或は殆んど完納に近き成績を舉ぐ。
街庄豫算 其ノ一
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街庄豫算 其ノ二 （昭和八年度）
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街庄豫算 其ノ二續
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戶稅戶稅負擔調 （昭和七年度）
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注 一戶當生產額ハ戶稅生產額ニ免除生產額ヲ加ヘ總戶數ニテ除シタルモノナリ。