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周敦頤は、字は淑茂で、北宋の人です。清廉な官吏であり、判断は公正で、汚職を行う官吏に畏れられました。居所が廬山の蓮花峰の下にあり、前に濂渓が流れるため、濂渓先生と呼ばれました。宋代理学の祖で、程、程頤はいずれもその弟子です。
周敦頤は「愛蓮説」という文章を書いたことがあります。蓮の花を愛するのは、蓮の花が泥から出ながら泥に染まらず、洗ったような清浄な姿に怪しげなところはないからで、花の中の君子で、自らを蓮の花に喩えています。
後の人は、周敦頤の説に基づき、蓮の花が清潔さを代表すると注釈しました。 |
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